2012年1月20日金曜日

したり顔で経済効果を説く連中

ちょっと前のtwitterで
利権、利権って言う人は、世の中のお金がどこかの悪い人の口座にじゃんじゃん振り込まれて、1円も出て来ないとでも思ってるのかね? 電力会社が湯水のように落としてくれた広告宣伝費で広告代理店が儲かり、テレビ局が儲かり、 タクシー会社が儲かり、彼らが通う飲み屋が儲かって来たわけなんだけど。
とのたまっていた御仁がいた。
リストラだ、経費節減だって言い出して真っ先に干されるのは、東電社員よりまず下請け会社なんだよ。仕事が減るわけじゃなくて予算が減るから、同じ仕事を安い単価で請けざるをえなくなる。当然、経営が厳しくなって給料が減る。そこから先はお約束のデフレスパイラル。
なのだそうだ。

ハイハイ、そうですねぇ。お金を落としてもらってた業界は潤ってましたね、確かに。
で、補償やその他のために、社員の給料や経費を削減するのは反対なんだそうな。

大事な事が頭からスッポリ抜け落ちているんである。
東電が補償やら何やらのために値上げする電気代はいくらでしたっけ?
中小も含めて企業は17%、一般家庭でも5-15%との発表があった事は誰でも知っている。
これで見込める増収は4000億円なんだそうだが、はてさて、この値上げを被った人々の経済損失は東電が落としてくれるお金で賄えるん?
もちろん、社員の給料やその他の費用を絞ったからといって4000億捻出できないのはわかっている。
だがしかし、東電が落とさなくなるお金の事で受ける経済損失と、本来以上に東電に支払うお金が生じる事によって失う経済効果とどちらが大きいか一目瞭然。
今回の電気代の値上げで潰れる、あるいは経営危機に陥る中小企業の数は、影響が大きすぎて未だに算定できていない。これが国の経済の復興の足枷にならないとでも思っているのだろうか。
「お金は天下の回りもの」と言うのは正しいが、「天下」で回さなきゃ意味がないのですよ。
半径10kmぐらいの世間」と人を皮肉る前に、目の前にぶら下げてもらった人参しか目に入らない視野の狭さをなんとかすることをお勧めしよう。

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