2012年12月24日月曜日

方向性がズレている「ボーナス減額」

アゴがはずれそうになるような驚愕のニュースが飛び込んできた。
健診受けないとボーナス減額

馬鹿じゃなかろうか。
んなもん、ブラック企業の手にかかれば、あの手この手で大量の業務 (しかも、できないとペナルティ) を押しつけ、物理的に受けれない状況を作り出すにきまってるじゃない。

かくして、受診率は低下して会社の負担率も下がり、ボーナス削減は促進され、ブラック経営者に取ってはウハウハな結果が待っている。

この手の方策で受診率を上げたきゃ簡単な方法がある。
役員報酬に受診率を乗じて役員報酬を減らす、という制度を作れば良いのだ。
ま、自分の肚が痛む制度なんぞ絶対作らんだろうけどね (笑)

2012年12月12日水曜日

社畜根性が如何にダメかという証拠

もう毎年恒例になっている記事である。
世界の有給休暇消化率、日本はワースト1

問題はその理由である。
「「同僚から否定的な見方をされる」と感じる傾向はアジア諸国でとくに顕著で、中でも主な理由として挙げているのは日本だけだった。また日本は「上司が有休 に対して否定的である」と回答した割合も世界で4位であることから、日本の有休消化率の低さは人間関係に起因するところも大きい」

つまりは、周りに取りにくい環境を作られているということだ。
昔の某有名サイトで言われていた「みんなで不幸になろうキャンペーン」だな。

で、何故これが社畜と関係あるの? という点である。
社畜の特徴を思い出して欲しい。
サービス残業や休日出勤等、会社の都合の良い扱いを率先して受け、それを周りにも強要する、というのが社畜の社畜たる所以である。
タダ働きをしたきゃ勝手にすれば良いし、有給休暇を捨てたきゃ勝手に捨てるが良い。
が、周りにそれを強要するな。

社畜を撲滅しない限り、政府やその他機関がいかに制度を作ろうが、景気が回復して経済的に余裕が出ようが、有休消化率は改善しないと、ここに宣言しておく。

2012年12月6日木曜日

「収入は減ったけど前より幸せ」という嘘

本当にそう思える場合ってどんな場合だろう。
まあ、会社がブラックで24時間働き詰めの生活から解放された、なんてのはそれにあたると思う。

だがよぉく考えて欲しい。
本当に収入減ってますか?

ブラック企業なら、ほとんどの時間はサビ残ないしは、本来勤務としてカウントされるべき仕事関連の雑事(自己研鑽?、レポート、接待等)に費やされているはずだ。
その時間をすべて繰り込んで時給を計算してみると良い。
単位時間あたりの収入は本当に雀の涙程度に落ち込むはずである。
すなわち、ブラック企業からの脱出は「収入も増えて前より幸せ」になっているのである。

単なる額面の金額でくらべてはいけないのだ。

2012年11月29日木曜日

「頑張ってるからカッコ悪い」んじゃない。阿呆だからカッコ悪いんだよ

「意識の高い学生」の特徴のまとめ。
なるものを見る。こんなのがいっぱいいるのか・・・

で、さらに、これを肯定している人がいるのにも驚いた。
意識の高い学生を否定するのは「頑張ってるやつカッコ悪いという同調圧力」なんだそうな。


いやいや、カッコ悪いのは頑張る方向があさっての方向を向いているからだよ・・・
じゃあ、例を挙げようか。反論できるならやってみなよ。
・留学したがる
 留学して何するの? 国内ではその目的を達成できないの?
・就活に積極的に取り組んでいる。
 内資系のアホ人事攻略なんぞに明け暮れるなんて、人生の無駄遣い
・ソーシャルメディアを積極的に活用している。
 精々TwitterやFacebookで絡む人数が多い程度を指している。
 そういうのは活用といわない
・社会問題に目を向け、今の社会の間違ったところを批判する。
・オトナは汚いと批判する
 負け犬の遠吠え。「汚かったり間違っていたりする」社会で勝ってみなよ
・レベル高い人と一緒に行動して「学ぶものが多い」と言う
 具体的に何を学んだの?
 で、学んで具体的にあなたは自身の何をどう変えたの?
・アテも無く海外旅行する
 お金があって良いですな。他にすべきことはないの?
・ゲームしない
・マンガ読まない
・音楽を聴かない
 趣味を何にするか、は個人の勝手だけど、これらを否定する根拠はなぁに?
 まさか「くだらない」なんて理由じゃないよね

上に挙げた問いについて「意識の高い」学生に答えさせてみな。答えに窮すること請け合いだ。
そんな付け焼き刃な意識が「阿呆な勘違い野郎」と揶揄される所以なのだ。

2012年11月21日水曜日

仕事と自己実現は一体であるべきか

働くために生きるのか、それとも、生きるために働くのか
それぞれのpros/consを挙げていこう。

「働くために生きる」
pros
生活の糧をそれほど重要視していなくても、職に付随してくる。
cons
生き甲斐、自己実現に直結した職に就けるとは限らない。

「生きるために働く」
pros
生活の糧を得る手段にこだわりや自己実現を求めなくて良い。
cons
生き甲斐、自己実現に必要な時間が労働によって減る。

さて、こうやって単純にみればどちらも一長一短である。にもかかわらず、諸外国では前者はともするとワーカーホリックと言われ嘲笑の的にすらなりかねない一方、どうしてこの国では前者ばかりがもてはやされるのか。それを考えなくてはならない。

おまえはどう考えるかって?
簡単である。この国の人だけが、労働と生きることの意味を等価に考えているからだ。
働かないで生きていけるなら、それにこしたことァないんだよっ。
ガンジーの「働かざるもの食うべからず」を労働者に対するセリフだと思っているオメデタイ人たちは、この国にしかいない。
そう考えると、「好きなことをしてただけなんだけど、なんかそれでご飯が食べれるようになってたよ」なんて人生はそう転がってるわけないと、簡単に理解できるし、「サビ残? なんで自分の貴重な時間を自分の人生に使わずにタダで提供しなきゃならんのだ?」という簡単なロジックにも気付くはずである。

労働は食うための1つの手段であって、人生とは等価ではないのだ。

2012年11月15日木曜日

ゾンビではなくバンパイアと呼んでいる

なくなってしまった「クソ仕事」ブログと並んで皆に薦めている「脱社畜ブログ」の記事から。

著者の知り合いは、自らが社畜であるというだけでなく、自分以外の人間まで自分と同じような社畜にしようとしてくるタイプの社畜、をして「ゾンビ型社畜」と命名されたそうであるが、あまい・・・あまいよ・・・
その定義だと、あたかも周りを社畜にひきずりこむタイプの社畜と、そうでない社畜の2種類がいるみたいじゃないですか。

んなわきゃない。

社畜なんて輩はすべからく周りを巻き込む、と相場がきまっているのだ。
あなたのまわりの社畜を思い浮かべてみてほしい。
定時で帰る同僚に「チッ」と舌打ちだけでおしまいにする社畜がいるか?
有給休暇あけに何も言わない社畜をみたことがあるだろうか?

社畜が諸悪の根源なのは、周りを引きずり込むという本質を兼ね備えているからである。
悪貨は良貨を駆逐し、社畜はまともな精神をすべて蝕む。
だから、ゾンビなんて表現は生易しく、新たな餌となる生き血を求めてやまない「バンパイア」くらいでちょうど良い。
ちなみにこの「バンパイア」というのは、良心的な店が暴利を貪る悪徳商法の店に対抗するには悪徳商法をまねるより方法が無く、結果として良心的な店はすべて駆逐されてしまう、という「バンパイア効果」に由来する。

奴らに遭ったら・・・逃げるか息の根を止めるか二者択一である。
幸い社畜というのはえてして脳味噌きんにくんな阿呆が多い。奴らの社畜精神を刺激して失敗に導き、政治的に葬ってしまうのが一番良い。
無理なら全力で逃げて絶対かかわらない。かかわったら最期、あなたもバンパイア、元へ、社畜になってしまうことは必定だからである。

2012年10月31日水曜日

その思考が社畜を加速する

この国の労働者環境は、先進国の中でも群を抜いて劣悪である。
で、この原因は何かということについては、一貫して
「すべての原因は社畜である」
と言い続けてきた。

社畜の何がいけないのかはさておき、何故に社畜思想に染まるのか、をあれこれ考えていたが、「これだ」と思い当たるものがようやく見つかった。
下を見て(想像して)生きていく思考である。
「ヤツよりはまだマシ」
「誰かさんよりは幸せ」
というやつだ。
脱社畜ブログにさえ、
「まっさらな頭で一日の生活を振り返ってみると、思いのほか感動や幸福を感じられることが多いはずだ。(中略) 減点法ではなく、加点法で生活することで、何気ない日常もそれなりに楽しいものになりうる」
なんて書かれている。

もっともここには注意書きとして「些細な幸せを感じることで、辛いことを我慢しろとか耐えろという話ではない」と書かれているのだが、この肝心な部分がすっぽ抜けてしまうんである。
なので、
「日頃から厳しくしている分、たまにある『アメ』の部分で、社員は自分が認められていると思い込む。その心理につけ込むというわけ。これで社員は私の言うことを聞く」という。なんていう、360度どこから見ても真っ黒な会社で働き続ける社畜が増産されることになる。
下をみて、自分はそれよりマシだ、なんてことに幸せを感じて今の待遇を変えなければ、ブラック企業の思うツボである。

2012年10月23日火曜日

「地道な努力」なんぞくそくらえ!!

1ヶ月間だけ、思い切りがんばれば。」という記事を読んだ。
ツッコミどころ満載なのだが、大きいところだけいくつか走り書き。
  • 現状を変える一発逆転があると思うかもしれないけど、どうやら近道はないみたいです。
  • 毎日少しずつ、少しずつ努力を積み重ねるしかない。まったく人生ってやつは。まったく。
  • 毎日努力している人にはどんな天才も絶対に及ばない。断言していいです。
んなわきゃない。近道はいくらでもあります。こういう人は、以前物議を醸した役所の記事に出てくる「先輩」のように、先人のやり方を踏襲し、そのやり方を熟練することだけに毎日を使うのだ。
人生で使える時間は限られているのだよ?
毎日「積み重ねる努力」というものは「如何に近道を探すか」ということに振り向けられるべきなのだ。
徹夜しなきゃ終わりそうにない仕事があっても、いきなりそれに正面切って取りかかるんじゃなくて、段取りを綿密に考えて正味何時間必要なのか割り出すのだ。 そうすると、あとどれだけの時間、余分に使えるかが把握できる。そして余った時間をすべて「どうやったら効率化できるか?」を思考するために注ぎ込むのだ。
「余計なことを考えてる暇があったら手を動かせ」とか言う脳みそ筋にくんな体育会系大馬鹿野郎なんぞくそくらえ。
  • 気持ちよく過ごせないのは周りじゃなくて自分が原因です。
あのなぁ・・・
確かに人の振る舞いを変えることは出来ない。出来るのは自分をコントロールすることだけだ。
しかし、自分をコントロールすることと、原因を自分に求めることとは全く別の話である。
気持ちよく過ごせない原因が周りにあること、これをまず正確に把握する。
そして、この原因とうまく付き合うために、自分がどのように振る舞いを変えるべきなのか、を考えることが大事なのである。
原因を自分に求めることはネガティブな思考の第一歩である。だからまず、
「私は悪くない。原因は○○にある!」と言い切って良い。そして、大事なことは状況を好転させる要素を外に求めない。
「この状況を打破するために、私が変わるのだ。私が進化することによって状況を変えるのだ!!

2012年10月11日木曜日

日本のサラリーマンに休日の自由なんぞない

発端はこの記事から。

記事の趣旨は、
1. 日本の労働時間の短縮は進んだ
2. しかし、休日のほとんどはお上の定めた祝日だ
3. だから、お上の祝日に縛られずに、個人が自由にドーンと休もう
4. そして、労働も量から質へ変えていこう
ということらしい。

阿呆じゃなかろうか、と思って経歴を見れば見事にバブルまっさかりの「のうたりん」世代である。むべなるかな。
まず 1. から。 本当に短縮したと思っとるのか、馬鹿めが。サビ残に移行して見かけの労働時間が減っとるだけなんやけど?
そして 2. と 3. 。 有給休暇もお上の定めたお休みなんですがねぇ。違いは固定日かそうでないかだけなのだよ。つまりはお上に固定してもらわにゃダメってことだ。 
じゃあ 結論は逆になるはずだろ? お上がドーンと長期休暇を決めちゃえば良いのだ。社員に20営業日連続のバカンスを取得させなきゃ、取得率が1%下がる毎に法人税1%上げる。偽装がバレたら1件毎に10%の上乗せ、くらいの罰則規定付きでな。

最後に、労働を量から質へ変えたきゃ簡単だ。無償サービスの提供をやめりゃ良いのだ。
Togetterまとめページに、
"生産性の意味を履き違えている人らがこんなにもいるのか。サービスの質を高めるためにリソースを投入するほど、生産性は下がるんだよ。"
WATERMAN1996
というコメントがあったが、まさに然り。

こういう基本を理解できない阿呆ですら大学で教鞭を取れる故に、文系の学問なんぞくだらない、と言われてもしようがないことを文系に身を置く庶子はまず理解すべきである。

2012年10月5日金曜日

尊しと思う日本人のそれは和ではない。同調圧力である

世の中 HowTo本があふれているが、そのほとんどが管理職向けといっても過言ではない。
リーダーとはどうあるべきか、良い上司とは、云々。
以前、ザ・インタビューズで「そんなものはまとめてゴミ箱に捨ててしまえ」
と書いた。

で、代わりに薦めたのが「スイミー」である。
仲間をみんな食べられてもくじけない克己心。
異世界を物怖じせず、あらゆることを吸収する好奇心。
みんなで大きな魚のフリをする、という新しい発想。
そして最後に言うひとこと「僕が目になろう」
なんというリーダーシップ!!
非のうちどころがないではないか。

だがもうひとつ重要なことがある。
一緒に大きな魚のフリをしたその他大勢の魚たちである。
彼らはスイミーに唯々諾々と従ったのか?
そんなことはないことくらい容易に想像がつく。
だからスイミーは何日も何日も考えたのである。
どうやって仲間を説得するか、と。
で、彼らは最終的にはスイミーのアイディア通り、みんなでがんばって練習するのだが、彼らは嫌々そうしたと思う?
もちろん、そんなことは本文にゃ書かれていないが、間違っても「和を持って尊しとなす、だからしゃあないな」などと考えながら加わったやつはいない。全員がそう考えた、のではなく、スイミーの考えに賛同したヤツだけが加わったのだと思う。
でなきゃ、一匹の大きな魚の如く一糸乱れぬ動きなんぞできぬ。

世にはびこる同調圧力ではなく、それこそが本当の「和」なのではないかと考えるのだ。

2012年9月15日土曜日

数学が苦手な人の典型的なパターン

面白い記事を読んだので、メモもあわせて書いておく。
数学ができる人の頭の中 ――どんな問題も解ける10のアプローチ
今日のはいつもの皮肉じゃなくて、本当にいいなと思ったのである。
特に、
 真面目に勉強しているのに、数学ができない生徒さんに 「どうやって勉強してる?」 と聞くと、決まって 「解き方を覚えています」 と例題の解法にアンダーラインを引きまくった教科書を見せてくれます。解法を覚えることが数学の勉強だと思い込んで(込まされて)しまっているのです。
というところを読んで、おおっ、と感じた。
確かに、高校で数学が苦手な奴はこういう勉強していた。
「んなもん覚えたって、同じパターンの問題がでなきゃ何の役にも立たんわ。こいつアホちゃうか?」と密かに思っていたことはナイショである。
まぁそういう奴に限って、英語やら地理やらの暗記物は得意なので、覚えれる容量が余っとるんやなぁ・・・とも思っていた。
そして、もう一つ。
 自己分析の結果、私は自分が問題を解くとき、できあがった「解法」ではなく、そのずっと手前にあるいくつかの「基本的な考え方」を試したり、それらを組み合わせているに過ぎないことに気が付きました。
これを系統立てて記述しているところはすばらしい。
こういうのは、数学が得意な奴はみんな独自のパターンを持っていたはず、と思う。
一緒に勉強していて、数学好きな奴の解法をみていると、
「ほほぅ、そっちからアプローチしますか!!」と思うことしばしば。
がしかし、自分と優先順位が違うだけで、手札はあんまり変わらんのである。
そこは、この記事を見て納得できた。そりゃ10前後の解法パターンじゃそうなるわな。
ちなみに、自分がそういう基本解法を独自に身につけたわけではない。
このシリーズで「ふむふむ」と体系付けていった記憶がある。
なんにせよ、数学は問題を解きまくっても成績とは直結しない。
自分の理解した原理や定義を問題に当てはめて、理解した通りで解けるかどうか試すために問題を解くのである。
同じことは、しばらく前に話題になった「ドラゴン桜」3巻にも書かれている。
ただし、間違えてはいけない。あれには
「とにかく大量の問題を身体に浴びろ!!」と書かれているのだが、大事なのはそこではない。その少し前のページだ。
試験で最も重要なのは「どのように解きはじめるか!」なのである。

2012年9月3日月曜日

ホッとひといき 医療保険に関する朗報

といっても、アメリカの話である。

向こうは今でも医療保険は民間の保険である故、貧乏人はまともな医療にアクセスできない。まぁ、国民皆保険なんて国の方が珍しいのだが・・・
故に、盲腸炎の手術をしただけで「300万円いただきます」なんてことになるというのを聞いたことがあるだろう。
あれ、嘘じゃないから。
年会費が3000円くらいで作れるクレジットカードの海外旅行保険は限度額が100万円くらいだが、あれでカバーできるのは風邪くらいだと思っていて間違いない。必ず事前に保険に入っておくべきである。
私も一度カナダでスキー中に膝を痛めたが、レントゲンを撮って診察してもらって痛み止めと歩行用の補助装具を購入しただけで、かるぅく100万なんか超えちゃいました。(あー・・・診断書と渡航可能証明も書いてもらったからその分割高だったかも)

閑話休題
で今回、通称オバマケアと呼ばれるアメリカ版の国民皆保険に関する裁判で「合憲」の判決が出た。まぁ、判決内容がちょいと込み入っているので、このあともすんなりいくかどうかわかんないけど、まぁ国民皆保険の道筋はできたとみれるだろう。
これの何が朗報かって?
アメリカ追従なだけで、もともと薄っぺらぁい論拠しか持ってなかった、混合診療推進派の阿呆どもの、唯一の拠り所がなくなったからさ

2012年8月24日金曜日

Microsoft純正タブレット「Surface」が、コケそうな7つの理由

こちらの記事をインスパイアしてみました♪
まとめ主に何ら悪意はない旨ご了承ください。

1. 価格が安い
のは最初だけ。
OSのアップデートにサポート費用・・・PCであれだけボラれてきたのに、まだ学習しませんか?

2. WindowsPCとの互換性がハンパない
ってことは、またもやビジネスユースが中心になるわけね。
そこまでして、仕事を日常生活に持ち込みたい人が大勢いますかねぇ?

3. 結構お洒落
・・・ですか? 見事パチもんiPadの座を GALAXY Tab から奪還するだけやと思いますが・・・

4. カバー型キーボードもお洒落
いやだからパチもん・・・

5. 画面サイズがでかい
デカイのがいいことなら、ノートPC使えば良いじゃん?

6. 古臭さが残っている
・・・だから、互換性の問題で仕方なくビジネスで使う人の選択肢にしかならないわけで・・・

7. Microsoftらしい製品である
「フリーズ=ヒット・・・という法則が?」ってあーた・・・発表会でフリーズしなかった製品ありますか?

おうちのPCを買い替える際の選択肢にはなると思うのですが、iPadみたく「追加で」買う気にはならんと思うのですな。
買い替え需要ではなく、新たな需要の喚起こそがiPadの売れてる理由なんですがねぇ・・・

2012年8月3日金曜日

著作権が親告罪であることの都合の良い解釈

[おことわり] この記事は、以前の記事を当ブログにお引越しする際に、「著作権の親告罪に関する都合の良い誤解」「著作権と二次創作との関係」を統合し、一部加筆修正したものになっています。また、このページ内で使われている「無断転載」は、他人の作品を自分が創作したと偽る「作者詐称」の意味は一切含んでいませんので、その旨重々ご承知おきください。

つい最近Twitter上で発言した内容が見事に誤解されて纏められたり広まっているのに辟易した。
最初の発端はコレ
で、これを見た二次創作関係のひとたちが怒り心頭したわけだ。
怒る理由は2点
1. 盗まれても文句いうなってことか!!
2. 二次創作は泥棒じゃない!!
特に2.については自分たちの都合と脳内ルールのオンパレード・・・


まず 1.について、どこにそんなこと書きましたっけ?「盗人猛々しい」や、その他の発言で1度でも無断転載者を擁護してますかね?
要は、自分たちの無断転載者叩きが100%褒められたものではない、後ろ指刺される可能性のある行為だとわかってるから、それに対する本能的な防御姿勢として、
「叩いて何が悪い!!」
にいきなり脳内変換されるわけやね。
ちなみに、二次創作物にだって(日本の法律では)版権元に許諾を得ているかどうか関係無しに著作権はある。んなことは百も承知。
Twitter上の指摘には「おまえは二次創作の価値を認めんのか!!」みたいな批判もあった。
一連の発言の、どこにそんなことが書いてあるねん? と思ったが、まぁ「二次創作は真っ白じゃない」「盗人猛々しい」等の一連の発言から
「だから二次創作するな」
と言っていると勘違いしているのだろう。
私のスタンスは
「知的財産は世界人類すべての共有財産。著作権は最小限にすべき」
である。
クリエイターが創作意欲を削がれることを防ぐ以上のことを、著作権法で縛るべきじゃないのだ。
だから、同人・二次創作の界隈で作家達が、版権元の利益を損なわないような暗黙のルールを醸成しつつ、著作権法のグレーな部分に敢えて踏み込みながら作品を作り上げていく、というのは賞賛すべきクリエイター魂だと思う。
だったら何故あの発言で無断転載叩きに対して暴言を吐いたか。
それはあの一連のまとめ、コメントで「犯罪」だの「剽窃」だの、自分たちが決めたルールではなく法律を基に叩いてたからである。一部の人ではあるが。
制作欲とファン精神のためなら、グレーゾーンに踏み込むことも辞さない、迷惑を掛けないように暗黙のルールは守る、と称して二次創作しておいて、自分の作品のためには「著作権違反です」はねぇだろ、と言いたいのだ。
法律を盾に自分の権利を主張したいなら、まず自分が守れよ、とね。

前述した通り、どちらも親告罪故に一次著作者に告発されなきゃクロではない。逆に告発されりゃ創作だろうが転載だろうがアウトだ。そこに違いはなく、告発する側にあっては暗黙のルールなんぞなんの制約にもならない。
あんたらがどれだけ無断転載を探してきて叩きまくっても、元の作者が(ほぼありえんが)「別に良いっすよ」と一言言えば法的に真っ白になるんよ?
そこんとこわかってる?
同人業界内の暗黙ルールと法律上の解釈を混同しておいて、よくもまぁ「「無断転載」と「二次創作」の混同。」なんて恣意的なタイトルを付けたものよ。
あぁ、わかってないからそういうことになるんね。納得。
まぁ精々そうやって仲間内ルールで幅を利かせながら、世間と隔絶してくださいな。

2. について。
まぁ、この界隈の人たちはなんて我田引水なんでしょう、と思わずにはいられない。
彼らによると
二次創作物は
「著作権侵害は親告罪であるため、一次著作者に問題とされない限り無罪である」
だから「二次創作は許されている」?
のだそうだ。
でも、複製権(無断転載/盗作)だけはダメなんだってさ(笑)
著作権って複製権と翻案権からなるもので、分離できないんですけど?
自己矛盾も甚だしい。
さらに「一次著作者に問題とされない限り無罪」?
無罪を免罪符に、著作権侵害してることを公言して正々堂々としてるわけだ。
親告罪ってのは版権者から訴えがなきゃ「公訴を提起することができない」
だけだから、真っ白なんじゃないんだよ?
無断転載を叩くときの決まり文句として、
「赤信号みんなで渡ればこわくない、が許されると思ってるのか!!」
ってのがあるけど、この人たちは同じ口で
「赤信号つかまらなければ悪くない」と公言してるわけだ。おもしろいね。
ここで、二次創作が「赤信号」なのか「青信号」なのか、という話になる。
つまり
「ファン活動は版権元にとっても好ましいものであり、積極的に認めている例もたくさんあるじゃないか。赤か青かを決めるのは版権元であって、そのための親告罪なのだ」
という意見だ。ご尤もである。
ただし、それは版権元や第三者が言う場合に限る。
二次創作物に対して、それを歓迎するか否か、については版権元だけが決めれるのだ。
黙認されているからといってそれが
「ウチの作品をこんなに好きでいてくれるなんて大感謝」
なのか
「勝手に使われて悔しいけど告訴するのが割にあわないので我慢している」
のか、直接聞いて確認する以外、確かめる術はない。
だからオマエは「許可取ってんの?」と聞いてるのである。

「黙認されていること」を、自分たちで勝手に「承諾」に書き換えるんじゃあない。
 

噛み付いてくる人たちは前者が具体化したものだけを例示するけれど、逆の例もいくらでもある。お互いに切りなく例を挙げても平行線のままだ。
じゃあ版権元の公式的なスタンスはどうなのだ、というと、ほとんどの作品に「著作権法の定めにより、複製等の一切の使用を禁止します」の様な警告がついている。
公には「使うな」と書かれているのですよ?
「するな」と言われてることを黙ってしておいて、胸を張って威張るってどういうことですか? それを文字通り「盗人猛々しい」というのです。
たまに「○○には公式ガイドラインがあって・・・」とか頓珍漢なことをいう人もいるが、そりゃスタートラインからしてこの話と違う。お話しになりませんな。

ファンと版権元との間に良好な関係を保つために、ファンの間で無断転載を強く戒めたり、二次創作に(暗黙の了解も含めて)規律を設けることは健全なことだと考えますよ。だから無断転載叩きが必要なら、ファンや暗黙ルールが成り立つ人間の間で存分にやればいい。
けれども、そこでのやり取りや醜態は内輪で処理してくれ。少なくともtwitter上のタイムラインは閉じた空間じゃない。そういう世界を知らない世間一般の目の前に晒すことで、「この界隈は自浄作用の為には醜い叩きが普通の世界なんだ」と誤解されても良いなら、もうこれ以上は何も言わんわ。
二次創作の世界がどんなに広がっても、世間から見ればまだ限られた世界である。
ファンだけでなく他の層(株主・他のメディア・一般大衆)も気にする版権元が、
「おたくのファンは醜いねぇ」
と言われりゃ最終的にどのような態度に出るか、そこのところを考えて欲しい
のだ。

2012年7月27日金曜日

カローシがなくならないわけ

ちょっとばかり休暇を取って、海外旅行に行ったのだが、もう以前程楽しくなくなってしまった。
何故か・・・インターネットその他諸々のIT技術のお陰である。
ほんの数年前だったらば、海外に脱出してしまえば連絡方法なんぞ、ホテル宛の国際電話しかなかった。
だから、ワーカーホリック万歳の日本人ですら、電話するのを躊躇した。

ところが、今は環境が一変している。
その最たるものが email だ。
こいつには悪い面が2つある。
1つめは24時間365日、そのきになればどこでもいつでも可能なことだ。いや、可能になった、というべきか。
数年前までは、海外でネットに接続できるところは本当に限られていた。公衆WiFiなんか限られた先進国以外ではまずなかったのである。
ところが今では、空港、ホテル、観光名所、カフェ・・・どこでも繋がる。
どこでも追っかけられるってわけだ。

2つめは手軽さ。
ポンっとボタン一つで面倒な案件でもメールできる気軽さ。
ただし、これは駆逐すべき日本人の悪癖とも相まっている。
他の国の人は、休暇だとわかれば、その後は帰ってくるまで触れないのがあたりまえである。
ところが日本人という奴は、休暇中の相手から回答が来ることを期待する、というか回答が来て当然と考えるのである。しかも相手が日本人の時だけ
こういう態度を変えない限り、いくら社内公用語を英語に変えようが何をしようが、決してGlobalではどうにもならん、といい加減気付いてくれ・・・

2012年7月9日月曜日

社会は厳しいか

そのものズバリな記事を見つけた
体育会系のクズがやさしい社会を殺してる気がする

全くと言ってていい程正しい、ていうか、もっと阿呆でどうしようもないよ。
ちょいと昔に話題になってたサイトの
「みんなで不幸になろうキャンペーン」を地で行く連中だからね。

今の生きにくい社会通念を作り出したのは、みんな阿呆な体育会系である。
例えば、誰かが私用で早く帰らないといけない、あるいは休まなきゃいけない・・・こんなときは残っているメンバーがカバーすれば良いのだ。

ところが、日本の体育会系はちがう。
「おまえだけ勝手は許さない」とか「ズルい」とか言い出す。
何のためにチームで仕事をしていると思ってんだ? おまいらは部活やらなんやらで「助け合い」ってのを教えてもらわなかったんか?

ちなみに、助け合う、チームでカバーするって考え方は世界標準だ。
今、数多くの国のメンバーとチームを組んで仕事をしているが、
「子供が風邪をひいたから、会議を延期してくれ」と言うと、どこの国のみんな協力して代案をいろいろ出してくれる。会社の同僚だけじゃないぞ。クライアントのメンバーもなんとかしようって言ってくれるのだ。
初めてそう言ってもらった時、涙が出る程ありがたかった。そしてチームのメンバーに何かあったら、今度は自分が協力してなんとかしてあげよう!!とも。
そして、クライアントも含めて、プロジェクトチームの結束が強くなっていくのだ。

翻って「勝手なことは許さん」とかのたまう体育会系が仕切るチームなんぞには、これっぽっちも協力してやる気なんか起きない。
みんなで不幸になって勝手に自滅してやがれ、くらいの感情しかわかない。

どっちが効率が良く仕事を進められ、高い成果が出て、自分にもメンバーにもやさしいチームか、一目瞭然である。
こんな簡単なことが未だにわからないのが体育会系の阿呆どもであり、まぁ奴らにはアホさ故に永遠に理解できないのだろうがね。

2012年7月6日金曜日

読書感想文って何のため?

もうすぐ夏休み。
夏休みといえば、宿題。
宿題といえば、課題図書と読書感想文、である。
課題図書が利権そのた諸々の都合により、どうしようもない作品が混ざるのはもう横においておくとして、読書感想文についてひとこと。

機会がある毎に言い続けているのは、読書感想文は「小論文」の一形態である。だから書くための形式やなんかは、学校で教師がキチッと指導せにゃならんのである。
ところが、「作文」の指導はしていても、「読書感想文」の指導は何故か無い。
それどころか酷い教師になると「起承転結」とか言っているらしい。
論文に起承転結があってたまるか馬鹿めが。

あるべきは、
この本を読んで何をどう感じたかを表現する「序論」
何故そのように感じたかを、作中の表現、推察される作者の考え、比較する自分の体験などを交えて裏付けていく「本論」
あとは「本論」が「序論」を裏付けていることを総括する「結論」があればなお良し。
本を読んで感動したか、何かを学び取ったか、等ということは読書感想文には関係ないのである。

まぁ、だから、課題図書が屑みたいな作品であっても支障はないと言ってしまえば、そちらの問題はそれまでであるが・・・

2012年5月28日月曜日

著作権って誰のためのもの?

酷い話があったもんだ。
なんで二次創作絵なのにアイコンに使うだけでもダメなの?という素朴な疑問を呟いたら二次創作絵の著作権を声高に主張する人達に目を付けられてツイッターを退会した無垢な少年の悲劇

これは、知的財産の所有権はだれにあるのか、ということの大前提を全く無視しているからこんな悲劇が起るんだという典型だと思う。
法律論やら何やら細かい話がよくされるが、知的財産というのは本来は人類全体の財産であり独占すべきものではない、ということ。
共産主義なのではないよ、間違っても。

まず、知識というのはそれを拡散しても減らない。ここを押さえる必要がある。
私が知っている知識を隣の誰かに教えても、私の中の何も減らない。隣の人は知識を得て、より高度な行動や生産活動ができる。だから独占したって人類全体のためには何の得にもならない。
ただし、新しい知的財産を生み出した人への報酬はないのか? というところで「著作権」というのが出てきたわけだ。
「真っ当な見返り無しに誰も創作なんかしないなんてのは真のクリエーターにあらず」なんて意見もあるが、霞を食って生きれるわけでないし、報酬があれば「真のクリエーター」でなくとも報酬目当てに創作するだろう。それは最終的には知的財産が増える事に貢献する。

で、リンク先の話に戻ろう。二次創作の人たちは著作権を盾に「無断転載だ」何だと騒いでいるけど、自分たちの創作物の元がどこからきてるか全く理解できてない。
以前も「何で無断転載おことわりなの?」とTweetしたら「著作権ガー」と回答が返ってきた。無断転載されなかったら、あんたの創作意欲は増えるのか? どこで何に使われようが関係ないでしょうが。
転載されたところで、デジタルコピー故、手元の何かが減るわけではない。
二次創作だろうが違法だろうが著作権はある、と声高に主張する人もいるね。だがしかし、あんたの創作物も「二次」なのだよ。元の創作主に了解を得てるのかい? 盗人猛々しいとはまさにこのことだね。自分が守れんルールを人に押し付けるんじゃねぇ!!。

「転載先でどう使われるかわからない」「トラブルの原因になる」なんて回答も返ってきた。そりゃ一次著作者に断りもなく、つまりは自分たちがルールを破ってるんだから自分たちの違法行為の延長で起きるトラブルは自分たちで責任持ちなよ、としか言えないわな。

「著作権」の厳格な運用が自分たちに適用されたら、自分たちが全滅する事がまるでわかっていない、困った人々のおはなしである

2012年5月14日月曜日

ノマドは近い将来、フリーター(プー)と同義になる

少し(かなり)前に放送された情熱大陸の安藤美冬氏のインタビュー記事 をみて
「こりゃダメだ・・・」
と思ってたら、同じように思っている人がいた。
まぁ、こちらのツイッターの中身は言葉の定義とか、文字数の制約等でいいたいことを言い切れてない感があるけどね。

安藤氏の何がダメか。それは重要な1点が抜けているのである。
インタビューの中で言われてたフレーズ、

ライフスタイルの方を先に決めて仕事はピースとしてそこに当てはめていくんです。

この生き方をみてピン、と来る就職氷河期以前の人は多いだろう。
フリーターの生き方そのものである。

で、彼らの末路が今、どうなっているか。
生活保護か、路上生活->野垂死、の二択である。
ノマドも早晩そうなるのは火を見るより明らかだ。
マスコミや特定の産業界がノマドを煽る理由は、近い将来彼らを使い捨てても代替労働力が安く手に入るからである。
TPPによる外国人労働者だ。

では、使い捨てにされないためにどうするか。
結局のところ、「ライフスタイルの方を先に決め」るためには、それに先立つ「基盤」すなわち、アシシ/4JPNさんがいうところの(What)を確立しとかなきゃならない。
つまり、スキルを磨いたり新しい技術を身につけて、当てはめていくピースが誰にも真似できないもの、代替不可なものにする、こういうことが先に来るのだ。
もちろん、親兄弟の財産を当てにしても良い。可能ならね。

安藤氏も含めてそれがワカラン奴は、早晩、過去のフリーターと同じ末路を辿る、とここに断言しておく。

2012年5月7日月曜日

未だに話題になるフェアトレード論

ここの記事を読んで爆笑した。
いや、記事がオカシイのではない。 未だにフェアトレードが「フェア」なことを信じてる人がいることにおどろいたのである。

植民地でのプランテーションが華やかな時代なら兎も角、今は別に農民が何を生産してもかまわない時代である。
もし、コーヒーの他に「フェア」な価格で買い上げてもらえる商品が存在すれば、それを生産すれば生活は向上するではないか。
無理? ならばコーヒーが彼らにとって一番に育てる価値のある作物で、「フェア」に取り扱ってもらえる作物のはずである。
その価格が嫌なら売らなきゃ良い、もしくはもっと高く買ってくれる業者に売れば良いのだ。
もし他に売り手がいるために価格競争しなきゃ売れないなら、そりゃ生産過剰だから安いわけで、実に「フェア」なのである。他の商品だって同じでしょうに。

わけがわかんなけりゃ、コーヒーを車にでも置き換えてみれば良いのだ。

2012年3月29日木曜日

有給休暇と仕事の時間軸

頭の悪すぎる経営者の話が、とあるブログに掲載されていた。
有給休暇は当然の権利です

で、じゃあ日本以外の国ではどうなんだよ、という体験談なのだけど、EUでもNAでも長期休暇に入る時は、back-up personを必ず指名しておく。 
常業務に支障を来さないようになっているのだ。

日本的に言うと「なんで人の仕事を・・・」となるのだが、まぁ考えてみれば「お互い様」なわけで、誰も長期休暇を取れずに汲々としてるよりはよっぽど良いと思うんだが。

ところが、最近、そういった海外でもなんとなく様子がオカシイ。
一昔前のように、文書のやり取りは郵送またはFAX・communicationは固定電話ではなくなって、ほとんどすべてemailと携帯電話。
仕事のスピードも何倍にもなっている。
で、どういうことが起きるかというと、本当にUrgentな案件は、休みだろうが本人のところに電話がいっちゃうのだ。
まぁ、日本みたいに「Urgentです」と言いながら、「今日この瞬間に本人が決定しなくても問題ないやんけ!!!」、なんてのはまずないけどね・・・
さらに、たとえば2週間の休み明けにメールを開いたら、メールボックスがパンクしていた、というのもザラ。

今のところ、休み明けの修羅場がわかっていても、バカンスを取っている。
彼らにとっては、バカンスも日々の食事並みにあたりまえだという感覚だから。
だけど、毎日1000件メール処理しながら3日経っても平常運転に戻れない、なんてことが続けば、バカンスに対する感覚も変わってしまうんじゃないだろうか。
それも近い将来に・・・

2012年3月17日土曜日

英語は「勉強」してもしゃべれるようにはなりませんってば

英語に関しては、今の仕事柄切っても切れないので、とりあえずがんばってます。
しかしまぁ、Webや書籍などでよく紹介されている学習方法をみていても
「無理だね」
と思わざるを得ないものがほとんど。
でも、とあるページのこの動画は「まさにそのとおり!!」という内容だったのでご紹介
 
実際、今自分が英語で話す時に使っている表現のほとんどは、Native Speaker のパクリです。
ええ、ほとんど全部です(笑)
会話中に「なるほど・・・そういう風に言うのか・・・次使ってみよう♪」と思ったものばかりです。
彼らが会話の中で使っている普通のしゃべり言葉は、教科書や参考書なんぞには絶対出てきません。
この動画にあるような例をあげると、例えばプレゼンや会議の最後には必ず、
Do you have any questions?
と聞くでしょう。でも仲間内や時には仲良くなっていれば取引相手先でも、
Any Q〜?
で通じます。
でも、んなもん紹介している書籍や教材は「絶対」ありません。日本語に置き換えればあたりまえですわな。いちいち「何か質問はありますでしょうか?」って聞かないもん。「質問ある?」でしょ?
もし、変な言い方をしても、Native Speaker 達はさりげなく、「それって、・・・ってこと?」って正しい、ってかちゃんと通じる表現してくれるので、すかさず「そう! ・・・って言いたかったんだよ」って鸚鵡返しする。そうすると不思議なことに覚えれて使えるようになるのだ。
日本語を一生懸命話そうとしている外国人がいれば、会話の中で同じことをしているのに気が付くし、こちらも同じようにそれとなく日本語らしい言い方で言い直してあげてるでしょう?
で、覚えた英語がはたしてどういう表現なのか、他の言い方は? TPOにあってる? 等々の奥行きを拡げるためにするのが「勉強」なのだと考えてます。
まずは頭じゃなく身体で覚えなきゃね。

最後に。
いつも聞いている「チャロ」のエンディングではこんなふうに言われている。
「言葉は情報を伝えるためだけにあるのではなく、人と人との心を繋ぐためのものでもあります」
心を繋ぐツールを「勉強」として捉えたり、ましてや就職のツールにするような風潮がなくなればいいな、と願っています。

2012年3月14日水曜日

儲かる理由は売り上げのことを考えてるから?

面白くも馬鹿バカしい記事が話題になっていたので、触れておく。

GREEが儲かってmixiが儲からないただ1つの理由
「儲かってる会社は、真剣に儲けたいと思って、儲けるための努力をしている」

のっけからこれだ。
努力と結果が直結するなら、こんな楽なことはない。 
努力さえすれば良いんだから。
こういう発想は体育会系出身の営業からでてくる、と思ったらやっぱり筆者は営業職なんだそうだ。
そういう発想だから、いつまで経ってもダメなままで、ゲイツもジョブスも出てこないんだよ。
「mixiがソーシャルグラフwを考える時間、GREEは売上を増やすことを考えてる」
mixi が Social Graph を考えるのは当たり前だ。 
そこが彼らの原点で企業の存在価値の第一義がそこにあり、そこに時代と金のパラダイムシフトの鍵があると考えて起業したのだから。
GREEは逆だ。金を儲けることを念頭に置いて、その商材を携帯ゲームに選んだに過ぎない。
従って、商材をどう進化させりゃあ売り上げに直結するか、しか考えることは無いんだよ。
他に何考えるんだよ。
つまりは、何にも本質が見えていないんだな。この人には。

で、締めくくりはこうだ。
「... GREEの人間はmixiの人間より倍の時間働くしね。 」
全力の無能社畜思考に空いた口が塞がらない。
「長時間働きゃ儲かる」ってどこの奴隷思考だよ。
これに付いている沢山の「いいね」やtweetが、こんな短絡お気楽思考に対する肯定の表れだとしたら・・・この国おわってるなぁ・・・
そうでないと祈りたい。

2012年2月9日木曜日

「これからの30年を考える7つのメガトレンド」が示す「各論の総和=総論」の限界

ちょっと面白いblog記事を読んだ。
タイトルは「これからの30年を考える7つのメガトレンド
いゃあ、実に面白い。
注目すべきトレンドであることには間違いないし、個々の項目に書かれている事もまぁ、許容できる範囲である。
が、7つを大きなひとつのトレンドとして纏めて良いかどうかは、別の話である。
ここで上げられたのは下の7つ。
1.加速する人口増加-2050年に人口90億人に-
2.枯渇する自然資源 -現在の生活スタイルを続けるには地球2個分の資源が必要-
3.高齢化する社会
4.リアルとネットの融合 -不可欠なインターネット-
5.個人、市民、NPOの台頭 –Power to the people, power of the crowd-
6.変わる組織 ピラミッドからネットワーク型へ
7.Happyが中心の産業の進化 –マーケットの成熟とサービスの進化-

それぞれ裏付けのデータもまともな考察もあるのだが、まぁ、思うところをツラツラ書いていこう。
あ、今回は別に、著者さん個人に何ら思うところはあるわけではありませんので、あしからず。

まずは、1.と2.。 
いきなり矛盾してる。
地球2個分の資源が必要なんだよね? じゃあ、何が人口増加トレンドを支えるの?
「1.」 は先進諸国での人口増加トレンドが横ばいに変化するものの、アジアでの爆発的人口増加のため、このままであれば2050年には人口90億人になるよ、とい う国連/人口白書のデータを引用している。・・・のだが、そのトレンドを維持するための資源について言及していないのだ。
人口が増えれば、必要な 資源量も増える、が、今ある分全部使って足りなくなったとき、それでも人口増加トレンドは維持できるの? あるいは地球2個分で足りるの? 提示してある データは、消費が拡大している原因は生活水準の向上にあることを示しているのであって、人口増加は含まれてないんだよ?
並列に書かなきゃ良いのに・・・

次に「3.」
1.社会保障費の増加. 2.世代間格差 3.労働人口減少、の3つは、「世界的」に問題になりません。人口トレンドが増加ではない先進国だけで問題になります。そして移民が流入する事により資産 は流出し、1.増やしたくても増やせない社会保障費、2.ごく一部の富裕層をのぞいてすべからく貧困層に転落した結果の世代間格差解消、3.自国の労働者 人口が減少しているにもかかわらず高どまりする失業率 が問題になるのですよ。先の3つのような贅沢な悩みは、あと10年も続きませんって。

そして「4.」
この人は「デジタルデバイト」という単語を知らんらしい。世界には、たとえば未だに「銃の分解清掃はお手の物だが地球が丸い事は知らない」という人たちがとても多く存在する事を知らんらしい。
そして、たとえ技術への垣根が低くなっても、使われる方向がそんな狭い範囲にとどまるわきゃない。例えばソマリアの人たちが(全員じゃないけど)最先端技術を駆使して立ち上げた事業は「海賊」なんだよ。GDPの半分以上は海賊業のアガリだ。
それとも筆者の言う「世界」とは、十分な金と教育の機会にありつけて、技術を社会貢献や世界の発展のためだけに使う人だけで成り立ってるのかね。
まぁ、そういう世界のひとたちだけの話なら、正しいと思うよ。うん。


でもって「5.」
市民活動が力を持てるのは、ある程度の富が市民にあるから。いまはそういう時代だね、たしかに。
でもさ、1.から3.で説いたように、人口が爆発的に増加して、資源が足りなくなって、少子高齢化問題がのしかかってきた状態で今の富を「市民」が維持できるの?
いや、言い換えよう。「市民」という状態を維持できるの? 食うに困らない富裕層と、日々食べるために低賃金で働く層に2分されるんじゃないの? 「4.」で(Super competition を引き起こす)と、自らそれを示唆してるよね。
生きるために食べるような階層は市民階層じゃない・・・はぁ、そうですか。

さらに「6.」
エジプト、リビア、チュニジアなどで起った革命を知らないのか、と呆れてしまう。
あれらの革命の発端は確かにFacebookを代表とするソーシャルネットワークだった。がしかし、リーダー不在だったかね?
実際に事を起こし行動し、何かを成し遂げるには役割分担が必要なのだ。
つまり実際に事を動かす「手足」と動かし方を考える「頭」が。手足が個々に考えたのでは、いくら連携しても統一した動きはとれんのだ。ピラミッドの上下左右の風通しと移動ははるかに容易にはなるが、決してネットワークにはならん。 
このあたりは、「伽藍とバザール」でも読むべし。ただし、注意深く。

極めつけは「7.」
「だれ」が、そのハッピーなサービスを享受できるのか、という視野がスッポリ抜けているんだな。
自分は貧困層というか、この記事で描いている「世界」の外にはみ出る事はない、と、信じているのだろう。
Industry Shift が成り立つのは資源や富が潤沢な今の一部先進国の、ある程度の富を持っている者だけだ。
アジアをはじめとする新興国も、どんどん豊かになっているから新たなターゲットになる?
寝ぼけてるんじゃないよ。
最初に何て説いたか忘れたのかい?
一定水準に達したら、人口は増えるのに食料も資源も足りない世界が来るのだよ?
そういう時代に、いったいどれだけの人がHappinessを提供したり享受したりできるのか。
少なくとも生存競争に無縁な層はなくならないとしてもマジョリティじゃないわな。
で、ここで説いてるメガトレンドって、富裕層マイノリティ向けの話だっけ。
なるほど、そりゃあ失敬。

結論。
ひとつひとつが正しくても、安易にまとめて並べちゃいけない

2012年1月20日金曜日

したり顔で経済効果を説く連中

ちょっと前のtwitterで
利権、利権って言う人は、世の中のお金がどこかの悪い人の口座にじゃんじゃん振り込まれて、1円も出て来ないとでも思ってるのかね? 電力会社が湯水のように落としてくれた広告宣伝費で広告代理店が儲かり、テレビ局が儲かり、 タクシー会社が儲かり、彼らが通う飲み屋が儲かって来たわけなんだけど。
とのたまっていた御仁がいた。
リストラだ、経費節減だって言い出して真っ先に干されるのは、東電社員よりまず下請け会社なんだよ。仕事が減るわけじゃなくて予算が減るから、同じ仕事を安い単価で請けざるをえなくなる。当然、経営が厳しくなって給料が減る。そこから先はお約束のデフレスパイラル。
なのだそうだ。

ハイハイ、そうですねぇ。お金を落としてもらってた業界は潤ってましたね、確かに。
で、補償やその他のために、社員の給料や経費を削減するのは反対なんだそうな。

大事な事が頭からスッポリ抜け落ちているんである。
東電が補償やら何やらのために値上げする電気代はいくらでしたっけ?
中小も含めて企業は17%、一般家庭でも5-15%との発表があった事は誰でも知っている。
これで見込める増収は4000億円なんだそうだが、はてさて、この値上げを被った人々の経済損失は東電が落としてくれるお金で賄えるん?
もちろん、社員の給料やその他の費用を絞ったからといって4000億捻出できないのはわかっている。
だがしかし、東電が落とさなくなるお金の事で受ける経済損失と、本来以上に東電に支払うお金が生じる事によって失う経済効果とどちらが大きいか一目瞭然。
今回の電気代の値上げで潰れる、あるいは経営危機に陥る中小企業の数は、影響が大きすぎて未だに算定できていない。これが国の経済の復興の足枷にならないとでも思っているのだろうか。
「お金は天下の回りもの」と言うのは正しいが、「天下」で回さなきゃ意味がないのですよ。
半径10kmぐらいの世間」と人を皮肉る前に、目の前にぶら下げてもらった人参しか目に入らない視野の狭さをなんとかすることをお勧めしよう。