2011年11月2日水曜日

電子書籍と著作権

電子書籍について、いろんな誤解があるように思う。まぁ、自分も誤解しているのかもしれないが・・・
まず、「紙媒体はちゃんと構成等が練られているが、電子書籍は云々・・・」って、んなわけないでしょうが。電子書籍なら版組や校正なんかのコストが いらなくなるとか余計にかかるとか、わけがわかりません。そりゃあ独特の工程は入るし不要な工程は削られるでしょうよ。でもそんな劇的にかわりませんっ て。第一、出版のコストに対してそこんとこ、そんなに大きかったですかねぇ・・・
再販制度のおかげ(?)で抱え込んでいる返品本の山とどっちが経営を圧迫するか、ちょいと考えればわかりそうなものですが。
で、もっと驚いてズッコケそうになったのが、「電子書籍のみになって紙媒体がなくなると焚書が起きる」ってRTもらったときです。
いや確かに、amazonで購入したkindle本の「1984」と「動物農場」を勝手に消したのは事実ですが、それを一般化されてもなぁ・・・
要は、著作権保護と消費者保護のバランスの問題であって、「だから電子書籍は・・・」っていうのは無茶です。
著 作権ってのは、作者の「自分の作品を広く世に知ってもらいたい」という願いと「自分の作品を与り知らぬところで勝手な扱いをされたくない」「自分の作品に 対する正当な評価とそれによる正当な報酬を得たい」という相反する思いをうまく両立させるためのものだと思うのですよね。それが結果として、作者の創造意欲につながるのだと。
こんな話をするのは、とどのつまり、先に例を出したような「焚書」もどきが起こるのは、この著作権の使われ方と使い手が悪いのだと考えてるのです。
お金を出して買ったものを、作者(あるいは著作権保有者)の意に染まぬという理由で手元から消せるってのは、作者の創造意欲につながってますか? 「俺の作品が、俺が嫌だと言ったらこの世から自由に消せるようになった。よし、次の作品創るぞ」って思う人、いるとおもいます?
つまりは、作者の創造意欲だとか作品に込める思いなんかと全然別のところで運用されているのです。それによって創造をしないでも利益を上げれる連中によって。
だから私は著作権の保護と拡大を叫ぶ連中には叛旗を翻しています。

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