2013年4月8日月曜日

目的があるから手段すら楽しい

「目的があっての手段だ」なんて考え、つまらなくないですか?

勘違いしてるなぁ。
僕はiPhoneが出た時に異常に欲しかった。別に電話したいわけでもメールしたいわけじゃなくて、猛烈に欲しかった。ジョブズは「顧客が欲しいのは携帯 電話じゃない、電話を使って何をするかだ」なんて言わなかったと思うんですよね。素晴らしいプロダクトを作りたいと常々いっていた。そしてiPhoneは 素晴らしいプロダクトだった。だから欲しかったんですよ。
えーっと・・・この場合、目的は「電話で何かをする」ではなくて「素晴らしいプロダクトであるところのiPhoneを手に入れる」なんですけど?
世の中に出したいアイディアがあって手段としての起業、ってめちゃくちゃ言い古されている意見なんですが全然違うと思っています。起業が目的の人で、世界を変えるような人なんてたくさんいます。起業したい!なんかデカイことしたい!という若者の夢によって変わったケースなんていっぱいあるでしょ。
 だから、この場合の目的は「起業したい!なんかデカイことしたい!」であって、「アイディアを世に出したい」ではないのですよ。

「目的があっての手段」ってのは前提として「アイディアを世に出したい」から「起業する」というストーリがまず最初に来るわけです。で、このストーリーがどこかで狂って目標が「起業」になって、最初に描いていた「世に出したいアイディア」ってのがどこかに行ってしまった状態を指して、手段と目的が入れ替わっている、と指摘されるに至るわけですな。

だから
バンドマンだってそうで、「自分の音楽を通じてこういうことを伝えたい」なんて人はそんなに多くないと思うんですよ。バンドかっけえ!やりてぇ!と思って始めていると思うんですよね。「バンドをやることが目的になっては本末転倒ではないか。自分が何をしたいかを考えて、その手段としての音楽でありバンドを やるというのが普通だ」とは言わないでしょ。
の場合、まず「バンドかっけえ!やりてぇ!」 ってのがあるなら「バンドをやる」ってのが目的であって「自分の音楽を通じてこういうことを伝えたい」なんて最初からどこにも出てきとらんのです。で、手段は例えば「メンバーを集める」とか「楽器代を稼ぐ」になるわけですな。まぁ、これで楽器代を稼ぐために始めたバイトが面白くなって、楽器代の何倍ものお金はすでに手元にあるのに・・・なんてことになったなら話は別ですが。

てなわけで、勝手に人の手段と目的を書き換えちゃいけませんねぇ、と言いたかっただけ。

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